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除夜の鐘~百八煩悩~

ニュース

2021.07.04

修行において妨げとなる人間の煩悩が「百八煩悩」といって

百八にまとめた教えがあります。

百八という数に固有の意味があるのではなく、百の数が多数を意味するのと同様に

煩悩は無尽であるため、多くの数を意味する。

一年を締めくくり、新年を迎えるにあたり、人間の迷いの眠りをさまし、身も心も洗い清める。

除夜の鐘には〝捨て鐘〟といって、百八以外につく鐘のことですが、煩悩には限りがないため

いくらついても大丈夫です。

中国では、寺で朝夕に百八の鐘をついたのは、晨朝の眠りをさまし、夕には一日の迷いを反省する意味があったようです。

そして日本にも伝わり、時報の代わりにも使われていたそうです。

私も修業時代は、決められた時間に毎日鐘をついておりました。

大晦日に響きわたる鐘の音は、どこか切なくもあり、ですが新年の幕開けの喜びもあり

この先何百年、何千年と受け継がれていくカルチャーだと思います。

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